第一話 黒猫は突然に
ウチの黒猫クロが、地域猫から家猫になった経緯を書いていきます。
私たちは夫婦2人暮らしです。いつかは猫飼いたいなーという話をしていまして、保護猫の譲渡会に顔を出しては、飼うか悩んで一旦落ち着こう、という会話を何年か繰り返し、結局猫は飼わずにいました。
そんな中、姉からの連絡があり、「家の前に猫が来て動こうとしない」と。姉が、地元の保健所には連絡を入れていて、保健所の方と追い払おうと努力はしたようなのですが、動こうとせず、、、という話でした。
保健所の方の判断は、去勢もされており地域猫だろう、とのこと。捕まえようとすると逃げるので、様子を見ましょうとなり、帰ってしまったそうです。
姉からの連絡が夜だったので、その日は様子を見て翌朝まだいるようなら、どうするか考えようか、ということになりました。
当時は姉が、エサや水をあげようと思っていたそうなのですが、近所に猫が苦手な方がいたようで、エサやりをして家の近所に居座られてしまうと近所迷惑になり困ってしまう、という状態でした。
翌朝、姉から連絡があり、やはりまだ家の前にいるということで連絡がありました。
当時の猫の様子はこんな感じでした。
保護猫としてシェルターにかくまってもらえるか、等色々と考えました。
考える中で、逃げる元気があるけれど、たぶんコイツは喧嘩に負けて怪我して動けないのでは、ということで、我々で様子を見に行くことにしました。
(当時の猫の様子から、実家で野良猫を保護した経験のある妻によると、喧嘩後の行動に似てる、とのこと。後日分かりましたが、やはり怪我をしていました…)
我々の家から、姉の家まで車で30分くらいの距離です。段ボール、洗濯ネット、バスタオル、軍手、猫の餌(地域猫にあげたりしてたもの)を持って保護に向かいます。
姉の家に着いたときには、猫は歩いてどこかへ行ってしまった後でした。姉いわく、歩き方はヨボヨボしていた、ということで、やはり怪我の心配がありました。
我々は近所を歩いて捜索することに。しばらく、歩き回り、近所の車の下を覗きこむこと約20分くらい。妻が黒猫を発見、車の下に隠れていました。
車の所有者のお宅に一言伝えて、猫の確保に向かいます!!
1000字近くなったので、次の記事で
•猫確保から動物病院へ、
•必要な道具の買い出し、
の話を書いていきます。